保育士資格と幼稚園教諭免許の違いとは

未就学児を教育する仕事に保育士と幼稚園教諭があり、どちらも将来を担う子供たちを育てる意味では素晴らしい仕事です。

しかし、管轄と働く場所が異なるので資格も違ってきます。

保育士資格が必要な保育所は厚生労働省の管轄で、0から6歳までの幅広い年齢を預かります。

標準的な保育時間は11時間です。

幼稚園教諭免許が必要な幼稚園は文部科学省の管轄で、3から6歳の未就学児を預かります。

保育時間は4時間程度となります。

保育士資格は、保育所などの児童福祉施設で保育や保護者への保育指導を行う国家資格で1999年までは保母資格と呼ばれるものがあり、同じ年に保母から保育士に改名され2003年に国家資格として保育士資格が誕生しました。

資格取得後は、都道府県知事に登録申請を行い保育士登録簿に登録されてから保育士証の交付を受ける事が必要となります。

つまり、試験に合格したとしても保育士登録を行わなければ保育士として働く事が出来ないのです。

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